【セミナーレポート】Yahoo!ショッピング、App Apeが登壇! 「コマースアプリから紐解く、アプリマーケティングの今」

2018年4月20日

イベント

Yahoo! MOBILE INSIGHT 3月イベントレポート メイン画像

去る2018年3月16日、ヤフー株式会社主催のアプリマーケティングセミナーが行われました。事前に申し込みいただいたお客様に多数参加していただき、大変盛り上がりました。

今回のセミナーでは、コマース業界のアプリ動向に注目。ゲスト登壇者の貴重な話が聞けた当日の様子をレポートいたします!

成長を続けるアプリ市場

最初の登壇者は、Yahoo! MOBILE INSIGHTからサービスマネージャーの大橋政彦です。
大橋は現在のアプリ市場の動向について「売り上げ、リリース本数、ユーザーの利用時間などがまだまだ伸びている」と語ります。

しかし、インストールされるアプリの数は増えているものの、そのほとんどが継続利用されていないという現実もあるとのこと。大橋は「アプリマーケティングには、インストール訴求と同時にリエンゲージメントの訴求が大事だ」と、アプリマーケティングツールを使った、リエンゲージメント施策(休眠施策)について、具体的な事例を使って解説しました。

Yahoo! MOBILE INSIGHT 3月イベントレポート 大橋
Yahoo! MOBILE INSIGHT サービスマネージャー 大橋政彦

ある事例では、休眠ユーザーに対して復帰施策を講じたところ、1カ月以上休眠しているユーザーの再起動率は10%~15%、1週間休眠しているユーザーの再起動率は40~65%と、その反応には大きな差が出ます。

「ユーザーが完全に休眠をする前に、早い段階で施策を打った方が、休眠ユーザーの復帰につながりやすい」と大橋は説明しました。

Yahoo! MOBILE INSIGHT 3月イベント YMIの表

2017-2018年のコマースアプリ市場の状況

続いて登壇したのは、ASO(App Store Optimization)サービス『App Ape』を提供しているフラー株式会社の岡田雄伸さんです。
ASOサービスを提供しているApp Apeだからこそ分かる、コマース業界の状況について語っていただきました。

まず2017年のトレンドから見る、コマース業界の分析。
アプリの業界カテゴリーごとに比較するとコマースは順調に成長しており、「2017年、コマースアプリは絶好調だった」と言えるそうです。
「特に30-40代の利用が安定して伸びている。20代はまだ開拓の余地があるのでは」と岡田さんは語ります。

Yahoo! MOBILE INSIGHT 3月イベントレポート 岡田氏
フラー株式会社 事業戦略室長 岡田雄伸さん

また、岡田さんはYahoo!ショッピングを含む、主要な各コマースアプリの利用状況も分析。年代別や、男女での利用傾向の比較など、そのアプリによって異なる特徴を語りました。例えば、ハンドメイド系のアプリは圧倒的に女性の利用が多い、など他では聞けない貴重な話が聞けました。

さらに、曜日別の利用頻度に見るコマースアプリの特徴について、「コマースには水曜日最強説があったが、実際は土日月の利用が多い。意外にも金曜日の利用はガラガラ。何らかの対策が考えられるのでは」と話しました。

最後に、「2017年は変動が激しく、とくにショッピングはスケールした年となった。写真、ライフスタイル、ビデオなど、他のカテゴリーも伸び率はかなり高い」と結びました。

マーケットのユーザーを把握し、的確な競合調査と市場動向の調査は、マーケティングを考える上でかかせないといえるでしょう。

Yahoo!ショッピングアプリの改善の取り組みと成功のヒント

最後に登壇したのはYahoo!ショッピングから、アプリの担当をしている伊藤みほです。
Yahoo!ショッピングでは、リテンション率(※1)やLTV(※2)の高さから、ここ数年アプリに注力してきました。利用ユーザーもWEBからアプリへとシフトしています。伊藤によると「アプリダウンロード数、取扱高ともに気持ち良いくらい急成長している」とのことです。

Yahoo! MOBILE INSIGHT 3月イベントレポート 伊藤
ヤフー株式会社 ショッピングカンパニー アプリ推進 伊藤みほ

Yahoo!ショッピングではより良いユーザー体験を追求するために、常にアプリの改善に取り組んでいます。
その一例として、繰り返し行っているABテストの事例を、具体的に紹介しました。
例えばカートボタンの最適化の例では、「今すぐ買う」というボタンが、1タップしただけで購買が完了してしまうと思わせてしまい、心理的にタップしにくくなっているのではないか、という仮説のもとABテストを行ったそうです。

Yahoo! MOBILE INSIGHT 3月イベントレポート ショッピング画像

検証したところ、やはり「今すぐ買う」よりも「注文に進む」というボタンの方がタップの結果がよかったため、改善につながったそうです。
伊藤は改善のコツとして「とにかく仮説の精度を上げること。意味のある仮説を重ねることが重要」と力説していました。

伊藤は、「アプリを成長させる上で大事なことは、毎日使ってもらう理由作り」だと言います。Yahoo!ショッピングのアプリは、今後も、毎日見たくなるコンテンツを鋭意検討中だそうです。

 

さて、いかがでしたでしょうか。今回も貴重なお話が聞けた有意義なセミナーでした。
Yahoo! MOBILE INSIGHTでは、今後も皆さまのアプリマーケティングに役立つセミナーを企画していきます。今後ともYahoo! MOBILE INSIGHTにご注目ください!

 

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※1:リテンション率(既存顧客の保持率。企業にとっては、顧客の離反を防いで長く利用してもらうことが重要となる)
※2:LTV(Life Time Value 顧客生涯価値。顧客がそのサービスを利用し続ける間に使う金額。顧客の利用期間が長くなればその価値は大きくなので、利用しつづけてもらう取り組みが重要になる)

■Yahoo! MOBILE INSIGHT■
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